2018年1月25日 第4号
1月31日未明には北米西海岸で皆既月食が見られる。北米の他の地域では、皆既月食になる前に月が沈む部分月食となる。
月食は満月の夜に起こるが、実は今月は満月が2回ある(1回目は2日だった)。こうした、同じ月に起こる2度目の満月のことを俗にブルームーンと呼ぶが、通常月食中の月は赤く光るため、今回は『赤いブルームーン』となる。
さらに、この日は月と地球の距離が最短になるスーパームーンでもあるため、より特別な『スーパー赤いブルームーン』と呼べる。スーパームーンは、通常の満月より14パーセントほど大きく、また30パーセントほど明るく見えるという。
皆既月食の始まりは、太平洋標準時(PST)で午前4時51分。午前5時29分から皆既月食となり、午前6時7分まで続く。月食が完全に終了するのは午前7時11分。ちなみに、このころから空は明るくなり始め、午前7時45分に日の出となる。