2017年11月2日 第44号
連邦政府は、マリファナの危険性と正しい知識を普及するためのキャンペーンに、今後5年間で364億ドルを充てることを10月31日、発表した。
対象は主に若者で、健康被害や運転への影響などを教育していくという。ジネッテ・ペティパス保健相は、「マリファナについては間違った知識が蔓延している」として、繰り返しキャンペーンを行い、対象とする人々へ確実に情報が届くようにすると語った。ソーシャルメディアなども活用する。今回の費用は、2017年予算案に組み込まれた960万ドルとは別に計上する。
自由党政権は2018年7月1日のマリファナ合法化の実現を目指して、現在法整備などを進めている。しかし野党保守党が反対しているほか、健康・保健関連機関や州政府などからは、時間的に厳しいのではとの声が上がっている。