2017年9月28日 第39号
ブリティッシュ・コロンビア(BC)州新民主党(NDP)政権ジョン・ホーガン州首相が全国州首相人気ランキングで2位と初登場にして上位につけた。アンガス・リード・インスティチュートが3カ月に一度実施している調査結果を26日に発表した。
BC州NDP政権は今年7月に誕生したばかり。ホーガン州首相は就任わずか2カ月だが、州民からの支持は48パーセント。前任のクリスティ・クラーク州首相の任期中の最高を6ポイント上回った。ただホーガン州首相を支持しないは37パーセント。特に55歳以上で不支持が高かった。
人気ランキング1位はサスカチワン州ブラッド・ウォール州首相。ホーガン州首相より1ポイント高い49パーセント。今年8月に政界からの引退を発表したにもかかわらず、相変わらず高い支持を誇っている。
3位以降は30パーセント台が続く。マニトバ州ブライアン・パリスター州首相とニューブランズウィック州ブライアン・ガラント州首相が36パーセント、ノバスコシア州スティーブン・マクニール州首相とケベック州フィリペ・クイヤード州首相は35パーセント。
2015年に44年続いた進歩保守党政権を倒したアルバータ州NDPレイチェル・ノッテリー州首相は前回調査より1ポイント上昇したものの29パーセントと相変わらず低迷。ニューファンドランド・ラブラドール州ドワイト・バール州首相は27パーセントだった。
最も不人気だったのは前回調査と変わらずオンタリオ州キャサリーン・ウィン州首相で2ポイント上昇して17パーセント。来年6月に選挙を控え、相変わらずの不人気ぶりだが、今年3月の調査で最低を記録した12パーセントよりは回復している。