2017年5月25日 第21号

 ノバスコシア州ハリファックスで5日夜、酔った勢いで他人のアパートに上がりこもうとした男が、翌日お詫びのビールを玄関先に置いて行った。

 男は、ケイトレン・ハインズさんが住むアパートの上の階に、自分の友人がいると言い張り、彼女の部屋に上がりこもうとした。ハインズさんはなんとか男を追い払ったものの、数分後には戻ってきて、何とか鍵を開けようと試みていた。結局、うまくいかないことがわかった男は立ち去ったが、次に戻ってきたら警察に通報しようと思っていたと、ハインズさんはメディアの取材に答えている。

 幸い男は戻ってこなかったようだったが、次の日ハインズさんは、玄関先にメモと一緒に缶ビールの半ダースパックが置かれていることに気が付いた。すぐに昨夜の男からだと気が付いたと、ハインズさん。メモには、夜更けに迷惑をかけたことを詫びると同時に、そのしるしとしてビールを置いていく旨が書かれていた。また、男はハインズさんの家を去ったあと、少なくとも8キロメートルは離れていた別の家まで歩いて行ったことが書き加えられていた。

 まさか、こんな結末になるとは思っていなかったハインズさん、この一件をお詫びメモとともにフェイスブックにアップした。

 

 

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