2017年4月20日 第16号

 カナダ政府は12日、マララ・ユスフザイさんにカナダ名誉市民権を授与した。国会で行われた授賞式に出席したマララさんは、トルドー首相から名誉市民権を受け取ると笑顔を見せた。

 パキスタン出身の19歳。2014年ノーベル平和賞受賞。2012年にはパキスタンで女性の教育を受ける権利を訴え、タリバン勢力に銃撃されたが、一命を取り留めた。人権活動家として女性の教育の重要性を訴えている。

 この日は議会で演説。カナダ史上最年少での演説は、ユーモアを交え、カナダにこれからも難民や女性の人権で世界をリードしてほしい、「カナダが主導すれば他の国々も続く」と訴えた。

 マララさんへのカナダ名誉市民権授与は、2013年10月16日、保守党政権時に発表された。授賞式は2014年10月22日に予定されていたが、その日、国会で銃撃事件が起こったため、延期されていた。

 カナダ名誉市民権はマララさんが6人目。これまでに故ネルソン・マンデラ南アフリカ元大統領、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問、スイスの外交官ラウル・ウォーレンバーグさん、アーガー・ハーン四世に授与されている。

 

 

 

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