2017年2月2日 第5号

 ジャスティン・トルドー首相は1月28日、米ドナルド・トランプ大統領が同日発令したイスラム圏中東・アフリカ7カ国出身者の入国一時禁止を命じる大統領令を受けて、カナダの立場をツイッターで表明した。

 「現在、迫害、テロ、戦闘から逃れている人々へ、カナダはあなたたちの信仰に関係なくあなたたちを歓迎します。多様性はカナダの強みです」とツイート。カナダが移民政策においてアメリカとは一線を画していることを強調した。

 しかし、ヨーロッパ各国の首脳がこの大統領令を非難したのに対し、トルドー首相は大統領令自体についてはこれまで一言も言及していない。

 

 

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