2017年1月26日 第4号
ジャスティン・トルドー首相事務所は21日、トルドー首相が前日アメリカ大統領就任式を終えたドナルド・トランプ大統領と電話で会談し、大統領就任を祝福したと発表した。また会談では二国間関係についても、「その重要性で一致した」とし、貿易関連にも言及したと発表した。
ホワイトハウス報道官ショーン・スパイサー氏も同日の記者会見で、トルドー首相からトランプ大統領に就任の祝辞があったことを明かし、「大統領はカナダのジャスティン・トルドー首相と2国間関係の強化について建設的な会話を持った」と語った。「近いうちに」会談することで合意したとも語ったが、いつ頃会談が実現するかについては言及しなかった。
23日に行われた記者会見では、スパイサー報道官は「30日くらいの間」に実現するのでは、と正確な日程にはこの日も言及しなかった。ただ北米自由貿易協定(NAFTA)についての話し合いは、カナダ、メキシコ両国首脳がアメリカに来た時に行う予定と語った。