2016年11月10日 第46号

 カナダ統計局は4日、10月の労働統計を発表。就業者数約4万4千人増と大幅増となったと報告した。失業率は労働市場への参加者が増加したことから7・0パーセントと変わらなかった。9月も約6万7千人増と2カ月連続の大幅増となった。

 ただパートタイムが約6万7千人増だったのに対し、フルタイムは約2万3千人減少したとも報告した。

 業種別では製造業が2万700人増、サービス産業が2万3400人増だった。地域別ではオンタリオ州が2万5000人増、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州1万500人増、ニューファンドランド・ラブラドール州が5600人減だった。

 地域別失業率では、ノバスコシア州が先月の8・1パーセントから7・6パーセントに、オンタリオ州6・6パーセントから6・4パーセント、ケベック州6・9パーセントから6・8パーセントと改善した。一方で、就業者数が増加したもののBC州は5・7パーセントから6・2パーセントに悪化。それでも全国で最も低い失業率となっている。

 

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