2016年10月13日 第42号

 シーズン終盤を迎えているカナディアン・フットボール・リーグ(CFL)で、西地区のプレーオフ進出3チームが決定した。BCライオンズは8日、ウィニペグで西地区3位のブルーバマーズと対戦。35ー37で負け、勝ち点18で並ばれたものの、試合数の差で2位を維持し、3位のブルーバマーズと共にプレーオフ進出を決めた。ただ、順位は今後も入れ替わる可能性がある。4位のエドモントン・エスキモーズは10日モントリオール・アロエッツに勝利し、勝ち点16としたものの、プレーオフ進出を決めることはできなかった。エスキモーズのプレーオフ進出は東地区の試合結果次第となる。

 CFL以上にシーズン終了が近いメジャーリーグサッカー(MLS)では、東カンファレンスのトロントFCがプレーオフ進出を決定。モントリオール・インパクトも現在4位で、2試合を残しプレーオフ進出の可能性が高くなっている。

 一方、西カンファレンスのバンクーバー・ホワイトキャップスFCは、前回の試合結果によりプレーオフ進出の可能性が消滅。現在9位、2試合を残し最下位の可能性すらある厳しい状況となった。

 すでにプレーオフが始まっている大リーグ(MLB)ではトロント・ブルージェイズが快進撃を続けている。ワイルドカードで宿敵ボルチモア・オリオールズをエンカナシオンのサヨナラ本塁打で破った後、アメリカンリーグ地区シリーズ(ALDS)では西地区1位のテキサス・レンジャーズと対戦。テキサスでの第1戦を10ー1で快勝すると、第2戦では先発ダルビッシュ投手を打ち砕き2連勝。トロントで迎えた第3戦は、相手内野手のエラーからさよならを決め、一気に3連勝で2年連続優勝決定戦(ALCS)進出を決めた。

 ALCSの相手は中地区1位クリーブランド・インディアンズ。第1戦は14日クリーブランドで開幕、ブルージェイズの先発は11日にALDS第1戦でも先発したエストラーダと発表された。

 

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