2016年8月18日 第34号
ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー水族館の人気者、ネズミイルカのジャックが死亡した。
このネズミイルカは2011年、ウェストバンクーバー市のホースシューベイの砂浜に打ち上げられているところを救助され、同水族館で飼育されてきた。救助された当時は生後1週間程度だったとみられている。
ジャックの様子に異変が認められたのは9日。普段はやんちゃに行動していたジャックが、突然エサや遊びに興味を示さなくなった。その後獣医スタッフが24時間体制で治療などに当たったが、11日夜に死亡した。
同水族館はジャックの飼育から多くの経験を得ることができ、同じように保護されたネズミイルカのレビを飼育したのち、2013年にはカナダで初めて海に戻すことに成功している。