2016年8月18日 第34号

 連邦政府は11日、医療用マリファナを必要としている患者が、自身でマリファナを栽培することを承認する方針を発表した。栽培量などには制限を設ける。

 さらに保健省は、政府が容認している国内のマリファナ製造業者からも患者が医療用マリファナを引き続き購入できるとも発表した。現在国内では34の製造業者が政府の認可を受けている。

 保守党前政権は2013年に医療用マリファナ購入は、認可業者での店舗購入ではなく通信販売を通してのみの購入を許可していた。今回の発表で店舗購入も可能になったが、政府認可でない販売店での購入は医療目的でも認めていない。

 マリファナ使用については、自由党政権は昨年の選挙前から医療用に限らず嗜好品としても合法化することを主張。選挙中には公約として掲げ、政権を取ってからは来春には法案を提出すると発表している。

 

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