2016年8月11日 第33号

 カナダが順調にメダル数を伸ばしている。8月5日に行われた開会式で開幕した第31回オリンピック夏季大会リオデジャネイロ2016。カナダは競技開始初日の6日、競泳女子4×100mフリースタイルリレーで銅メダルを獲得し、幸先の良い開幕となった。翌日には競泳女子100mバタフライで16歳ペニー・オレクシアック選手が銀メダル。前日のリレーでもメンバーとして銅メダルを獲得し、カナダ国内を驚かせた。

 また注目の新種目ラグビー7人制では8日、女子がイギリスを下して銅メダル。準決勝ではオーストラリアに負けたものの、3位決定戦では予選で負けを喫したイギリスに33-10の大差で圧勝。期待通りの表彰台となった。

 9日には水泳飛び込み10mシンクロナイズドダイビングで、ベンフェイト・フィリオン組が5位から大逆転で銅メダル。ロンドン五輪に続き2大会連続のメダル獲得となった。

 大会4日目を終え、カナダは銀メダル1、銅4と健闘。今後は、引き続き競泳でメダルが期待できるほか、お家芸のカヌー・カヤックやボートにも期待がかかる。また、テニスでは男子ダブルスでネスター・ポスピシル組が順調に勝ち進み、ビーチバレーボールでも男女とも健闘している。後半には、ゴルフ女子のヘンダーソン選手が出場する他、陸上やサッカー女子もメダルに期待がかかっている。ロンドンでカナダ唯一の金メダルを獲得した、今回旗手を務めたマックレナン選手も登場する。

 大会は21日に閉幕する。

 

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