MLS(メジャーリーグサッカー)バンクーバー・ホワイトキャップスFCは19日、イギリスのプレミアリーグに所属するクリスタル・パレスFCとBCプレースで親善試合を行った。

 プレミアリーグは現在シーズンオフ。ホワイトキャップスはシーズン真っ只中の過密スケジュールとあって、両チームともベストメンバーというわけではなかったが、プレミアリーグとの対戦は新鮮だった。

 この日は今月ホワイトキャップスに移籍したカナダ代表DFデイビッド・エドガーが先発で、キャップスとして初出場。すでにキャップスデビューしているカナダ代表DFマルセル・デヨンと揃って出場した。前半は若手を中心に起用。後半残り30分で、ベテラン組に選手を総入れ替え。ファンにとってはうれしいサプライズとなった。工藤も途中出場した。

 試合は50分に元プレミアリーグ選手DFエドガーが移籍初ゴールを決め、1ー0とリード。しかし、61分にパレスのFWキャンベル(#9)がゴールし同点。66分にもキャンベルが再び決め逆転した。71分にはコーナーからのボールをFW工藤(#9)がうまく右足で合わせたが、相手GK正面でゴールとはならなかった。78分にはDFワストン(#4)がコーナーキックからヘッドで合わせ同点に。試合はそのまま2ー2で引き分けた。ロビンソン監督は「楽しく見させてもらった」と、試合後笑顔を見せた。観客動員数1万4778人。

 今後キャップスはアウェーが続く。北中米カリブ海サッカー連盟チャンピオンリーグ(CCL)も含め4試合。次のホームは8月12日、サンノゼ・アースクエイクスとの対戦となる。

 

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