オンタリオ州オタワで1月31日、1時間以内に雪だるまを何個作れるかに挑戦するイベントがあり、見事ギネス世界記録を更新した。
雪だるまの規定は、高さ3フィート以上、目と鼻、そして腕が2本備わっていること。
この日TDプレースに集合した市民によって作られた雪だるまは、全部で2069体。以前の世界記録は、2015年2月28日に北海道赤平市で作られた2036体だった。なおこの時は、同地で行われていたテレビドラマ『不便な便利屋』の製作の一環として行われた。
今回のギネス挑戦を企画したのは、地元イベント企画グループのクランキング・アップ・ザ・キャピタル。12年前に2人の若者が、メンタルケア施設のためのチャリティー・イベントとしてコメディー・ショーを企画したのがその始まりだった。今では1週間にわたるコメディー・フェスティバルとして、同市を代表するイベントのひとつになっている。
コミュニティの絆を深めるとともに、お金をかけなくても面白いことはできないかと常に考えていると話す、同グループのエグゼクティブ・ディレクターのジョン・ヘルムケイさん。去年、広大なTDプレースが一面雪に覆われているのを見かけ、「何かできないか?」と思い立ったのが、今回の雪だるま作成イベントにつながった。
また、この時集まった募金は地元の6つのメンタルケア施設への基金に贈られる。