ジャスティン・トルドー首相は1月29日、4人が死亡、7人が負傷した銃撃事件のあったサスカチワン州北部の町ラ・ロチェを訪問した。
人口約2600人、90パーセント以上が先住民族という小さな遠方の町で、国内では過去10年で最悪となる銃撃事件が起こったのは1週間前。トルドー首相は、死亡した被害者の家族や負傷者、コミュニティリーダーと面会した。
「被害者の家族には、心からの弔意を表するとともに、負傷者の一日も早い快復を祈ります。またカナダ国民も、ラ・ロチェの人々と共に深く哀悼します」とトルドー首相は述べた。
今回のこの事件により、遠方の隔離された先住民族が抱える問題にも焦点が当てられた。ラ・ロチェには、サスカチワン州ブラッド・ウォール州首相の他、ジョディー・ウィルソン‐レイボールド法務相、ジェーン・フィルポット保健相、自由党ラルフ・グッデイル議員、先住民族関係者も同行した。
町の人々の中には、連邦政府、州政府からの支援が必要なことを分かってもらえたのはいい機会になったという声もあったことも報道を通して伝えられた。