カナダ統計局は22日、昨年12月のインフレ率が上昇したと発表した。要因はカナダドル安による食料品の高騰で、1.6パーセントの上昇となった。

 食料品やガソリン価格など価格変動の激しい項目を除いたコアインフレ率は1.9パーセントで2014年7月以来の低い水準となった。コアインフレ率はカナダ銀行が注目している数字でもある。

 12月の食料品価格は前年同月比で3.7パーセント上昇。生野菜やフルーツの価格が高騰したことによるものと説明した。住宅を含むその他の項目でも軒並み価格が上昇、ただ、ガソリン価格は下落した。

 

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