自由党新政権発足後初めて、3日に国会が再開された。この日は下院議長が選出され、自由党ジェフ・レーガン議員が就任した。同議員はジャスティン・トルドー首相と保守党ローナ・アンブローズ暫定党首に両脇を抱えられながら議長席へ。東海岸州から選出された議員としては初めて議長に就任し「非常に光栄」と語った。

 レーガン議長(56歳)は、ノバスコシア州ハリファックス・ウエスト選挙区選出、18年間国会議員を務めている。

 議長席に着くと、「議長としての役割は公平であること。常に公平であり、確実であることを心がけていくことをここで告げたい」と語った。また「野次については厳しくいく。この国会では必要ない」と釘を刺した。

 トルドー首相は「カナダの歴史の中で、国会議員の娘であり、妻であり、母であった女性が二人いる」と述べ、「一人は自分の母であり、もう一人はレーガン議長の母で、この2人の女性にこの場で敬意を表したい」とこの日、国会に姿を見せていたレーガン議長の母親にあいさつした。

 レーガン議長の就任について、野党は保守党、新民主党(NDP)ともに、国会の進行で議長に協力していくと語った。

 

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