Star Wars: The Force Awakens • Every Thing Will Be Fine  • Tokyo-Ga東京画(1985)


 Star Wars: The Force Awakens

 

ハン・ソロ役のハリソン・フォード 2015 ©Lucasfilm Ltd.

 

大監督を生み出す『スター・ウォーズ』の3D最新作

映画を超えたエンターテイメント『スター・ウォーズ』の新たな3部作の第一弾が登場。ジョージ・ルーカス、アーヴィン・カーシュナー、リチャード・マーカンドの3監督で築かれた初代『スター・ウォーズ』シリーズ。今回のJ.J.エイブラムス監督は『ジェダイの帰還』から約30年後を舞台に、全く新しい「家族の喪失と愛」を描く。遥か遠い銀河惑星の砂漠で孤独に生きるヒロイン、レイ。R2D2やC3POなど旧シリーズのキャラクターたちに加え、新型ドロイドBB-8、脱走兵フィン、世界中が注目するルーク・スカイウォーカー、プリンセス・レア、ハン・ソロ、そしてフォースの敵カイロ・レンが登場する。レイは様々な出会いの中で銀河の戦いへと導かれていく。

PG-13 2:20 hr

上映 : Scotiabank Theatre, SilverCity Metropolis, SilverCity Riverport, SilverCity Coquitlam Cinemas and VIP

 


 

Every Thing Will Be Fine 

 

主役のフランコとゲンズブール2015©Star PR/Mongrel Media

 

事故の加害者と被害者の12年ぶりの再会

ドイツの巨匠のヴィム・ヴェンダース監督作品の7年ぶりのドラマ。主演は今年最も注目されているジェームズ・フランコ。雪の降る田舎町を運転していたライターのトーマス(フランコ)は、ふとした不注意から一人の子供を死なせてしまう。取り返しのつかない罪を抱えて生きるトーマスと、その場にいなかった自分を責めて子供の死から未だに解放されない母親ケイト(シャーロット・ゲンズブール)、被害者の弟で事故を目撃した少年など再会に焦点があたる。辛い過去を抱えながらでも人は幸せになれるのだという、ヴェンダース監督ならではの優しさを3Dで感じとってほしい。ロケ地はカナダのモントリオール。

G 2:00 hr

上映 : Fifth Avenue Cinemas(3D)

 


 

シネマティック・クリスマス・スペシャル

Tokyo-Ga東京画(1985)

 

東京の夜景 2014 ©Wim Wenders Stiftung

 

80年代の日本が懐かしいロード・ムービー

ヴィム・ヴェンダース監督が敬愛する小津安二郎監督へ捧げたオマージュ・ドキュメンタリー映画。時は1983年、小津監督没後20年が経ち、ヴェンダース監督は『東京物語』の面影を求めて日本を訪れる。しかし彼が見たものはパチンコ店、ゴルフの打ちっ放し、竹の子族、ディズニーランドなど、アメリカ文化の延長だった。同時期に来日していたヴェルナー・ヘルツォーグ監督も撮るところがないと落胆する。それでも諦めずに鎌倉へ行き、憧れの俳優・笠智衆さんや撮影監督・厚田雄春さんの話を聞き、小津監督のお墓参りをする。少しずつ小津映画の世界に触れていく監督の様子が旅日記風に仕上がっている。世界の評論家たちが見落とした傑作といわれる作品。

Unrated 1:32 hr

上映 : The Cinematheque   

12月21日(月)6:30pm

12月22日(火)9:00pm

12月23日(水)6:30pm

 

(文 ジェナ・パーク)

 

映画 年齢制限

PG - 保護者の指導が 望まれる。

PG-13 - 13歳未満は保護者の注意や指導が望ましい。

14A - 14歳以下は保護者の 同伴が必要。

18A - 18歳以下は保護者の 同伴が必要。

R - 18歳以下は入場不可。

G - 制限なし。

 

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これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。