Resident Evil: The Final Chapter • A Dog’s Purpose • Gold

 


 

Resident Evil: The Final Chapter

 

主役のミラ・ジョヴォヴィッチ ©2016 Screen Gems

 

『見届けよ、最期』がキャッチフレーズ

日本発ゲームの映画化で、世界的ヒットとなった『バイオハザード』シリーズの第6作目。巨大企業アンブレラ社がばらまいたT−ウィルスが人々をゾンビ、悪魔やモンスターに変えて地球を襲ってくる。元アンブレラ社に属していたが現在戦う戦士となった人類最後の生存者アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、地球を守るためにラクーンシティにあるアンブレラ社のヘッドクオーターへ向かう。しかしレッド・クイーンはアリスを待ち受けて人類最後の戦いを挑んでくる。主役のミラが、監督で夫のポール・W・S・アンダーソンとの第2子出産で撮影が延びていた共同作品。一人で驚異の不死身モンスターたちと戦うアリスとストーリー完結編にファンは期待できそうだ。

14A 1:47 hr

上映:Scotiabank Theatre, Cineplex Cinemas Marine Gateway and VIP, Cineplex Odeon Park & Tilford, Cineplex Cinemas Metropolis, Silvercity Riverport, Cineplex Cinemas Coquitlam and VIP, Landmark Cinemas

 


 

A Dog’s Purpose

 

A Dog’s Purpose ©2017 Universal Pictures

 

犬との出会いには必ず運命的な理由がある

ラッセ・ハルストレム監督の最新作はW・ブルース・キャメロンのベストセラー小説『野良犬トビーの愛すべき転生』が基となっている。野良犬トビーが生まれ変わるごとに様々な人間と関わり、自分の生きる目的を探求していくというストーリー。カナダでの映画撮影中、嫌がっている犬をむりやり水の中に押し込んだとレポートされ、動物虐待の噂や、映画ボイコットの呼びかけが報道された。しかし、犬の視点から彼らの思考や行動がリアルに描かれているので、多くの愛犬家から人気が出ている。

PG 1:41 hr

上映:Cineplex Odeon International Villageが報道された, Cineplex Cinemas Marine Gateway and VIP, Cineplex Cinemas Esplanade, Cineplex Cinemas Metropolis, Silvercity Riverport, Cineplex Cinemas Coquitlam and VIP, Landmark Cinemas

 


 

 

Gold

 

マコノヒー(左)とラミレス ©2017 The Weinstein Company

 

90年代のアメリカン・ドリームと金鉱詐欺事件を描く

有名監督が次々と降板して最後にスティーヴン・ギャガン監督が仕上げた作品で、主演はオスカーを受賞している俳優マシュー・マコノヒー。彼は今回の役のために10日間絶食して22kg痩せたと報じられている。90年代、ある儲け話に飛びつきインドネシアまで駆けつけたビジネスマン探鉱者ケニー・ウェルズ(マコノヒー)。インドネシアのジャングルで何も見つからなかったが、諦めきれずに見つかったと嘘をつく。そして存在しない金鉱に飛びついたウォール・ストリートがお金をつぎ込み、ついにカナダとアメリカの証券市場を大混乱に陥れる。共演にエドガー・ラミレスとブライス・ダラス・ハワード。

14A 2:41 hr

上映:Scotiabank Theatre, Cineplex Cinemas Marine Gateway and VIP, Cineplex Cinemas Esplanade, Silvercity Riverport, Cineplex Cinemas Coquitlam and VIP, Landmark Cinemas

 

(文 ジェナ・パーク)

 

 

 

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