あの懐かしいローラーダービーが登場!
映画監督でもある素敵なトレンブレー選手
クエア映画祭の一番の見所はローラーゲーム。昭和時代にアメリカで大ブレイクし、 日本でも東京ボンバーズチーム、エースの佐々木ヨーコらは注目を浴び、土井まさるが 実況中継解説をするなど熱狂的な時代があった。特に対アメリカ戦では突き飛ばしたり、 反則して髪を引っ張ったり、まるでリングで戦う女子プロレスのようだった。時は経ったが、 バンクーバーにも立派なローラー・チームが実在していることは案外知られていない。
8月15日夜、バンクーバーのTerminal City Roller girls を一目見ようとサイモン・ フレーザー大学に続々と人が集まった。スタイル抜群で一際目立つSuzi Smokeshow (Jessie Wilson) 選手は「小さい頃からローラーをやっていて大好き。数カ月前にバンクー バーへ来たばかり」と笑顔で答えてくれた。ローラー歴史のあるカルガリー出身のプロ である。またアメリカ・ボストンの現役選手で、映画『In The Turn』の監督、Erica Tremblay 選手もこの日、応援に駆けつけた。
ジャンプ、止まり方、安全なこけ方などローラー技術の他に、体当たりで相手チームの ブロックを突破するデモなど、すごい迫力で周りを魅了した。
(取材 ジェナ・パーク)