2018年9月6日 第36号
グラッドストーン日本語学園では、8月20日〜24日の5日間、こどもたちと教員とボランティアの80人余りが参加してサマースクールを楽しんだ。
幼稚園科のこどもたち
朝10時、元気な挨拶で始まりラジオ体操と夏祭りに踊るアンパンマン音頭の練習をしたあと、幼稚園から小学科と各クラスに分かれて、製作やプリント学習を行った。
紙皿で手形を入れたカニを作り、かえるのカスタネットやストローで作ったラッパを使って大声で「カエルの歌」を笑顔で歌うこどもたち、大小のコップでけん玉を作り、お互い何回玉を入れられたか数えて楽しんだ。
特にサマースクールでは、年齢の違う友だち同士との助け合いが特徴だ。小学生は幼稚園児の小さな手を引いて公園に行ったり、製作活動をしたり一緒に遊んだりした。高等科の生徒がボランティアとして生徒の面倒をみる姿は微笑ましかった。
恒例の夏祭りとして、流れてくるそうめんを上手にお箸でめんつゆに入れて、いつまでも美味しそうに食べていた流しそうめんが印象的だった。
日系センターの庭には、折り紙で作った金魚鉢や提灯を飾り、祭りの雰囲気をかもしだし、甚平や浴衣を着て、アンパンマン音頭を輪になってにぎやかに踊り、元気に「ワッショイ、ワッショイ」とお神輿を元気よく担いだ。
最後は、水に浮かんだヨーヨー釣りに挑戦。釣った水風船を何度も弾ませて遊んだ。
卒業生や日本から来たボランティアのお兄さんお姉さんたちと毎日日本語で触れ合い、一緒にカレーやフルーツポンチの材料を切り料理も楽しんだ。
ボランティアの方々は職員の右腕となり大活躍、こうした多くの方々のご協力で今年もサマースクールの楽しい思い出の一ページとなった。
(記事/写真提供 グラッドストーン日本語学園)
新一年生クラス
流しそうめん
幼稚園科のこどもたち
お神輿を担ぐこどもたち
ヨーヨーを楽しむ