マーク南雲会長の軽妙洒脱なスピーチで総会が開会し、会計報告では、東日本大震災に対する義援金1100ドルを寄付したことなどが報告された。そしてビュッフェディナーへ。宴が進むにつれ会場は、老若男女が肩をたたき合い、笑い合う、旧交を確かめ合う場となった。
このJETゴルフクラブを1972年に始めた発起人の一人である濱武(はまたけ)隆氏は、「39年間の伝統とも言えますが、メンバー間で生まれた家族ぐるみの友情の絆の強さはますます深まっていますね」と目を細める。発足は、濱武氏の他、この日の会場に出席していた山崎将司氏、岩崎功氏の3人を含め、8人でのスタートであった。当時の移住は『技術者移住』のみが認められていた時代で、腕に憶えのある一匹狼ばかり。されど、寂しくもあり、支え合える連帯もほしい。そんな時、発足したJETゴルフクラブ。夫はゴルフ、妻と子供たちはゴルフ場近くにピクニック、そして皆が合流して19番ホール、というのが伝統となった。メンバーの家族の子供たちの成長ぶりも知り、さまざまな相談ごともし合ってきた。年を追うごとに新しい移住者の参加も増えたが、この伝統は変わらない。
宴がたけなわと見るや、舞台には『ビートルズ』登場。そっくりさん達が、30分にわたり、なつかしのヒットソングを演奏。会場の全員がリズムに身を任せ、手をたたき、陶酔のひと時をすごした。
そして、各トーナメントの優勝者の表彰、つづいて家族や夫婦での参加者が、胡蝶蘭の鉢植えを夫から妻へプレゼント。その心は、『いつも、わがまま言ってすみません。ありがとう』とハグをするのが慣わしのようだが、どうもぎこちなく全員が大笑い。永年の海外暮らしであっても日本人のテレ症は消えないらしい。
最後は、例年のようにラッフル当選の歓声で終了。全員が、またの会う日を確かめあって会場を後にした。


(取材 笹川守)

 

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