2017年8月31日 第35号

第19 回 和歌山県人会杯

 ここ数年…あの乾燥した夏、まるでオレゴンの山のような緑のない芝の中で行っていた大会でしたが、今年は早目に大会を開始しようということで、今年初の大会が去る5月13日(土)に、5チーム(25 名)によってスティーブストン仏教会のグラウンドにおいて、和歌山県人会スポンサーのゲートボール大会が、5チーム総当たり戦で行われました。全員集合してこれからという時に…パラリ…パラリと降り出した雨…。

 すると風が吹いて雨雲が流されピタリと雨が止み、これなら何とかなるだろうと大会を決行することになりました。最初の2試合は途中で降ったり止んだりでしたが、10 時過ぎには陽も射し始めゲートボール日和りとなりました。

 1年振りの大会でしたが、和気あいあいの楽しい大会内容となりました。

成績結果
優勝 B チーム  4戦3勝 (53点)
準優勝 A チーム  4戦3勝 (36点)
3 位 Dチーム  4戦2勝 (28点)

優勝 B チーム(左から)森沢千代子さん、塩崎昌子さん、中津毅さん(主将)、張エミーさん、中津千鶴さん

 

準優勝 A チーム(左から)川端美津代さん、田端メリーさん、高島一輝さん(主将)、森本登美江さん、ラパ・ミゲールさん

 

3 位 D チーム(左から)酒井美津香さん、芝田つるさん、山崎悦子さん、林節雄さん、藤嶋ケイさん(主将)

 

第20 回 グリコ・カナダ杯

 6月3日(土)ゲートボールは、最高の日和の中、5チーム(26 名)の選手によって第20回グリコ・カナダ杯がスティーブストン仏教会のグランドにて行なわれました。

 このスティブーストン仏教会のグラウンドを使用させていただけるのも今年が最後になるので(工事に入るため)ひと大会ごとに感無量になります。

 今大会のチーム分けは、くじ引きチーム総当たり戦で行われました。

 今までは、CGF 会員全体から審判のできる人と主将を選び、バランスがとれるチーム分けにしていましたが、今年は全員くじ引きでチームを決めてほしいとの希望があり、取りあえずチーム分けをくじ引きで行ってみることにしました。

 そのため、グリコの社長にもお願いして全員同じ賞品にしていただき、順位に関係なく袋いっぱいの賞品を用意していただきました。

 くじ引きチーム分けの場合、普段主将をする人が3人になるチームもありますし、主将をしたことがない人ばかりのチームになることもあります。この日の大会では、チームごとメンバー全員で主将を選出してもらい、選出した主将の作戦に従うことになります。何故かというとゲートボールの作戦は何千とあるため、チームメンバーそれぞれが自分の作戦でゲームを進めると、チームとしてまとまりがつかなくなるからです。

 主将はミスをしたチームメイトの結果を責めず、失敗は失敗と気持ちを切り替えることも大切です。好きで失敗をする人はいないのだから、即次の作戦に切り替えてほしい、番号を呼ばれてから作戦を考えるのでは遅過ぎます。個人の技術を上達させるのはもちろんのことですが、主将はチームをまとめることが一番なのです。

 ゲートボールは、チーム競技ということを忘れないでほしいと思います!

成績結果
優勝 E チーム 4戦3勝 (44点)
準優勝 D チーム 4戦2勝 (32点)
3 位 Bチーム 4戦2勝 (31点)

 

優勝 E チーム(左から)ラパ・ミゲールさん、高島一輝さん(主将)、村尾敏夫さん、林節雄さん、野上博さん

 

準優勝 D チーム(左から)芝田つるさん、樋口操さん、中津毅さん(主将)、森下エルマさん、張エミーさん

 

3 位 B チーム(左から)松村満利子さん、酒井美津香さん、上田隼人さん(主将)、山崎悦子さん、中津千鶴さん

 

(記事提供:カナディアンゲートボール連盟) 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。