息子、明(あきら)君1歳3カ月がお腹にいる間にUBCのビジネススクールに通い、誕生後、すぐ資格を取得。Sutton Group - West Coast Realty身をおいて、1年とすこし。早くも頭角を現し、仲間からも注目を集める高原さやかさん。彼女のバックボーンにあるものは何か…。

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日本の不動産広告の現場で、マーケティングを学ぶ
高原さんは、日本で大手デベロッパー向けの不動産広告の営業経験を経て、カナダ移住。その経験を生かしカナダのリアル・エステート(不動産)業界に飛び込んだ。
日本とカナダでは不動産流通業のシステムの違いがむしろ新鮮に見え、「あ、何かできる!」そんなインスピレーションがあった。日本の場合、不動産物件の販売代理会社が前面に出、個人の営業員はスタッフである。カナダでは、リアルター(不動産営業員)個人が前面に出る。広告でもリアルターの写真を出し、個人を売る。日本ではまず見かけないスタイルだ。
日本での経験は、大規模マンションのマーケティング戦略と広告戦略の立案と提案。この時に、顧客優先の重要性を徹底的に仕込まれた。一方、リアルター個人を前面に出すカナダの不動産流通業。この2つのシステムをミックスすれば、という獏とした思いが、日を追うごとに輪郭をあらわにしてきた。つまり、実質、個人経営なのだから、自分自身がマーケティング手法を用いて不動産流通業の新しいビジネスモデルを構築するという構想に着目した。


本物の『おもてなし精神』・・・ジャパンクオリティ・サービスの提供。
日本的サービスに“過剰”という批判もあるが、殊に、不動産のような高額商品の場合、『安心感』を得られるサービスなら、これほどうれしいものはない。彼女は、「ここにこそ、日本のおもてなし精神が求められる」と気づいた。お客様の思いを、胸の内を先に先に気づき、手を打つジャパンクオリティ・サービス。「一度のきっかけから、長いお付き合いが始まるような、そんな仕事がしたい」という。
彼女は、小学校から大学までテニス活動を続け、インターハイや国体などにも出場するほど熱中した。そこから、少々の困難にも負けない忍耐力を身につけた。また、ピアノやヨガも得意。何より、その底抜けに明るいキャラクターで、友達づくりが何よりの得意技なのだ。ある老舗旅館の女将が言っていた、『おもてなしと友達づくりは似ている』という言葉を思い出す。

カナダNo.1のリアル・エステートSutton Group - West Coast Realtyならではの情報力をフル活用。

オフィスの規模が大きいほど、物件の売買情報も多く集まり、チャンスも広がる。さらに、最新の不動産市況や、金融動向などマクロからミクロ情報まで集まり、これをわかりやすく加工してお客様に情報提供ができる。
また、マルチカルチャーの国ならではの多言語、多文化に対応。現在、カナダ系、韓国系、中国系の不動産エージェントとパートナーを組んでサービスを提供している。
さらに、彼女の得意なソーシャルネットワーキングなどのオンライン戦略を駆使した次世代マーケティングを生かし、価値ある情報提供をしていきたいと目を輝かせていた。
(取材 笹川守)

 

Sutton Group - West Coast Realty
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