K’sが王者へ返り咲いて優勝!!! 昨年度の覇者Zipangの連覇阻止

 

今年もバンクーバーの暑さ厳しいなか、ニューウエストミンスター市のムーディーパークで、『Suica Cup』予選・決勝トーナメントが行われた。6月7、21日、7月19日の3日間、『Suica Cup』の頂点を目指し熱き戦いが繰り広げられた。

 

ドリームチーム集合写真

 

 今年はメイン球場の脇で他の大会が行われており、そこに参加に来ていた現地チームの選手達も『Suica Cup』のプレーに興奮。隣の会場から、当大会を見に来ていた一人ゲリーさんは「日本人はボールを捕ってから投げるまでの動きが本当に早い」と、当大会参加の選手たちのプレーを絶賛してくれた。今大会の3試合を担当してくれたスコット審判は「『Suica Cup』は数多くあるバンクーバーの大会の中でも礼儀やマナーが素晴らしいです。審判を務めている私自身も学ばされる」と、今後も当大会への審判業務を熱望してくれた。

 大会実行委員の吉田さんと井上さんは「今年は日本の企業からも協賛いただき、大会は多くの協力と協賛のおかげで成り立っていることを本当に感謝しております。男女関係なく白球を追いかける真剣な眼差しや多くの笑顔を、そして何より大会を思いっきり楽しんでくれている姿を見ると準備期間の苦労も皆無となります」と大会愛を語る。

 今年の決勝はZipangとK’sの一戦。序盤K’sが大量得点を掴むが、Zipangも追撃される。

 Zipangの攻撃2アウト一打同点のチャンスでバッターに長打が。しかし走塁ホームを踏んだランナーは無効となり、思わぬ形で同点のチャンスを逃す。その後、両者投手の好投が続き、スコアボードには0が並び、迎えた最終回。勝つためには追加点がどうしてもほしいK’s、最後も0点で抑え逆転に望みを繋げたいZipang。しかし、表の攻撃K’sが満塁ホームランを含む大量得点に成功。大会中には真剣にベンチ前で円陣を組んで気合を入れるが、先の満塁ホームランで選手達の集中力も切れたのか試合終了。K’sがZipangの連覇を阻止し優勝!

 大会終了後は今年も参加チームの交流を深め、笑顔あふれる試合となった。

(記事 ・ 写真 Body Project & Co.)

結果発表

チーム1位 K's 2位 Zipang 3位 Okazaki Fighter

個人賞 ホームラン賞(2本) アラン選手(Zipang) ヤスヒロ選手(K's) ケンヤ(K's)

大会MVP 最優秀男性選手賞(1名)ヤスヒロ選手(K's) 最優秀女性選手賞(1名)エリ選手(Body Project)

 

優勝(K's)

2位(Zipang)

3位(Okazaki Fighter)

MVP男子・女子

大会実行委員&ボランティア

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。