2017年3月16日 第11号

 永年の夢がやっと実現しました。着物を作りました。これは友愛のストーリーです。

 30年来の友達が引越しの時に、いろいろな物を(立派なものなのに)誰かにあげると決心しました。その宝物の一つは着物の反物で、手染めの絹でした。それを私がいただきました。

 でも、何のために使えるかなと二年ほど迷っていました。やっと、昨年の9月ごろ、バンクーバー新報のオフィスに立ち寄って、新聞にお知らせを載せました。「プロの着物の先生を探しています」。そこでは広告(お知らせ)が無料だったのに驚きました。オフィスの方に「着物が仕上がったら写真を撮ってください」とも言われました。

 それから、2カ月経った11月の初めごろ、シャイな女性から電話がありました。日本人の和裁のプロ、ノゾミ・ササキ先生でした。

 その日からクリスマスまで、一生懸命寸法を測ったり、待ち針をさしたり、切ったり、手で縫ったりしました。指が痛くても針が折れても、下手な縫い方ではありましたが、とうとう12月24日の夜に出来上がりました。

 これは一番上の孫(6歳)のクリスマスプレゼントになりました。先生も孫もばあちゃんもうれしかったよ!!

 先生と一緒に縫っていた何時間もの間、もちろん色々なことについて話しました。そこからお互いの生活がちょっと分かるようになりました。一度、スノーシューに行ったりもしました。クリスマスの祝いは先生にとっては初めてでした。

 先生の教え方は私にぴったり合っていました。いつも親切で辛抱強い人柄だから、私の能力が低くても最後まで続けるように励ましてくれました。

 写真を見ると私たち三人のうれしさと誇りがすぐに分かるでしょう。

 先生の望みは東京オリンピックの時、外国人に着物の美しさを紹介することだそうです。

(投稿・写真提供 Margaret Ritchieさん)

 

後ろ左は、投稿者のマーガレットさん、右がマーガレットさんに和裁を教えたノゾミ・ササキさん。手前は着物を着てほほえむマーガレットさんのお孫さん(6歳)

 

 


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