2019年9月5日 第36号
8月下旬になるとマーケットでフレッシュな無花果が出回ります。ここバンクーバーでは庭に無花果の木を植えている家も多く、散歩をしていると実がたわわに実った無花果の木を見ることもあります。
無花果は生でいただくのはもちろんおいしいですが、レリッシュやジャムはソフトチーズと一緒にクラッカーにのせればおしゃれな前菜に。今回はお友達から伝授していただいた無花果ジャムを紹介します。
季節のフルーツでジャム作り
材料 約2カップ分(無花果の種類、熟れ具合や水分の量で出来上がりの量が違います)
- 無花果 約1キロ(紫色のものでも緑色のものでもよい)
- グラニュー糖 2カップ(250ml)
- コニャック 1/4カップ(約60ml)
- レモン(無農薬)の皮 大さじ1(黄色い皮の部分のみをみじん切りにしたもの)
- レモン汁 レモン一個分
作り方
- 無花果はさっと洗い、皮を剥かずにサイコロの大きさ程度に切る。
- 鍋に無花果、砂糖、コニャック、レモン汁、レモンの皮をいれて混ぜる。
- 中火にかけ、時々混ぜながら、沸騰したら、弱火におとす。
- 無花果が軟らかくなってきたら、フォークかポテトマッシャーでつぶす。(あくが出てきたら、スプーンですくいとる)
- 時々混ぜながら汁けがなくなるまで煮る。(30〜40分ほど)
- 火からおろし、冷めてから保存用の瓶にうつし、冷蔵庫で保存する。
Tips!
・冷蔵庫で3週間は保存できます。
・コニャックなしでもおいしいジャムができます。
・長期保存したい場合はインターネット等でジャムの保存方法(煮沸消毒+脱気)で検索すれば保存方法が出てきます。
・甘さを控えたい方は多少砂糖の分量を少なくしていただいてもかまいませんが、長期保存にはむきません。
鈴木 公子(すずき きみこ):和歌山県出身。ノースバンクーバーを拠点に旬の野菜、地元の食材を使った和食を発信。母親から本当の家庭料理を学び、ミシュラン一つ星、京都とり料理瀬戸の女将さんから『おもてなしの心』を学ぶ。 Cook Culture及びWell Fed Studioの和食インストラクター。UBC Farmにて和食のワークショップ開催。
www.kimikoskitchen.wordpress.com