2018年10月25日 第43号
学校のクラスや会社などでミーティングをするときに用いられるのがブレインストーミング。題材をもとにいろいろアイデアを自由に交し合う場となる。その他の会議でもブレインストーミング方式であってもなくても、交し合われるアイデアに対してコメントを添えたい場合には以下のような言葉を使う。
よく知られているのはGood idea!「グッドアイデア!」(いい考え)だが、ほかにも簡単な言葉がいくつかある。
Good thinking! 「いい考え方だ」 アイデアの思考、または方向性がいいことを示す。
Good point. 「いい点だね」 考えさせられる点について相槌を打っている。
Good one! 「それはいい(考えだ)!」 「いいね!」と言っているようなもの。
Good enough. 「それで十分だ」 もしアイデアが十分に出た場合、またはこれくらいでいいと判断される場合に述べられる。
Good job! 「グッドジョブ!」 誰かが成し遂げたことに対してほめる言葉。「上出来!」と言っているようなもの。
以降はミーティング中に話を進める際に便利な言葉を挙げておきたい。
We are on the right track. 「(会議は)正しい方向に向かっている」
We are right on time. 「(会議は)時間通りに進んでいる」
Let’s move on.「先に進みましょう」
We are running out of time.「時間が無くなってきています」
We are almost there.「(終わるのは)あともう少しです」
Let’s table this.「この件は後に回しましょう」
Why don’t we have a break for 10 minutes? 「10分間の休憩にしましょうか」
ちなみにミーティングを開く場合はできるだけ“Agenda”(アジェンダ)「議題」を設けて、話されることを前もって参加者に知らせておくことが望ましい。
また、会議の際に一人が議事録(Meeting minutes)をとり、必要な場合はそれぞれのアイテム(事項)に対してだれが何をするかというメモを取っておくならば役割分担が簡単になる。これを“action item”(アクションアイテム)といい、ミーティングの後に出席者にミニッツ(Meeting minutes)とともに配布するならば、話された内容を後で見直しする際や、合意されたことを関係者にリマインドする際に用いられるツールとなる。
(文・イラスト 亀谷長政)