2019年9月5日 第36号
ブリティッシュ・コロンビア州ラングレーにあるスケートボードパークをカーソン・クリメニ・メモリアル・スケートパークに改名しようというオンライン署名運動が8月30日から始まっている。
この公園は今年8月7日、14歳のカーソン・クリメニさんが最後にスケートボードを仲間と楽しんでいたとされる場所。しかし、その数時間後とみられる時間に、クリメニさんは近くのテニスコートで倒れている姿が発見され、病院に運ばれたが死亡した。
その後、クリメニさんが、このスケートボードパークで薬物摂取による症状で苦しんでいる姿を撮影した動画がSNSに投稿された。そこでは苦しんでいるクリメニさんを見て笑っている10代の少年たちが映っていたという。映像からはエクスタシーといわれる薬物で知られるMDMAを多量に摂取していた可能性が高いのではといわれているが、連邦警察(RCMP)は詳細を明らかにしていない。クリメニさんの父親によると薬物に手を出す子供ではなかったという。
クリメニさんの葬儀は8月29日に行われ、翌日からオンライン署名活動が始まっている。