2019年8月29日 第35号

 熊にドーナツを食べさせている写真をソーシャルメディアに掲載して、野生動物保護法違反で訴えられていた男が罪を認め2000ドルの罰金を言い渡された。

 訴えていたのはブリティッシュ・コロンビア(BC)州自然保護サービス(BCCOS)。BC州ビクトリア在住のランディ・スコット(31)が罪を認め、罰金と6カ月間熊から50メートル以内に近づかないよう言い渡されたと22日に、BCCOSがツイートした。

 男は2018年10月アラスカハイウェイで車を止めて、近づいてきた熊に車からドーナツを食べさせ、その様子を撮影した写真をフェイスブックに投稿していた。この投稿が話題となり、BC州野生動物保護法違反で訴えられた。保護法では熊やコヨーテなどの危険な野生動物にエサをやったり、やろうとしたりすることを禁止している。

 男の投稿には「熊にあげるティムビッツ(ゴルフボールくらいの大きさのドーナツ)をいっぱい用意している」と書かれていた。投稿はすでに削除されている。

 

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