2019年4月18日 第16号

 バンクーバーコースタルヘルス(Vancouver Coastal Health)はローワーメインランドで麻疹が新たに検出されたとして、多くのコミュニティーに広がる可能性があると警戒を呼びかけている。

 当局によると、麻疹に感染していたフレーザーヘルス地域の居住者が、東京発バンクーバー行きの飛行機に乗り、その後コキットラム、バーナビーでいくつかの公共施設を訪れており、「同じ便に乗っていた一般の人々や、以下(表)の場所に特定の時間滞在していた人々にも感染している可能性がある」とバンクーバーコースタルヘルスはメディアリリースで述べた。

 バンクーバーコースタルヘルスとフレーザーヘルスは、下記の場所にいた人々には、過去の予防接種記録の確認と、麻疹の症状に注意を呼びかけている。

 麻疹の症状は、発熱、咳、鼻水、目の充血、数日後には顔から胸へ広がる発疹がみられる。

 これらの症状が現れた場合は、医師の診察を受けるべきであり、また他の患者への感染を防ぐため、クリニックに行く前に電話をした方が良い。

 2019年初めからBC州で確認された麻疹は27件に達した。

 世界保健機関(WHO)は17日、麻疹の症例数は2019年第1四半期で300%増と述べた。

 

4月13日、土曜日
・バンクーバー国際空港(YVR) 10:25am〜4:30pmの間
・Japan Airlines JL018便 東京発バンクーバー行き

4月14日、日曜日
・ラマダ(Ramada by Whndham) 631 Loughed Highway, Coquitlam
・サン・スター・レストラン(ラマダ内)(Sun Star Restaurant) 8:30am、正午
・ローヒードタウンセンター 9855 Austin Ave, Burnaby 10:30am〜3:30pmの間

 

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