2019年2月14日 第7号

 真冬でも温暖な気候のカナダ南西部が大雪に見舞われている。ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーと州都ビクトリアでは10日夜から雪が降り始め、週明け11日の朝には公共交通機関のダイヤが大きく乱れ、通勤通学の足に大きな影響を与えた。

 雪は11日の日中は収まっていたものの、夜には再び降り始め、翌日も一日中降り続いた。カナダ環境省はメトロバンクーバーとビクトリアに大雪注意情報を発表。12日は大学を含むほぼすべての学校が休校となり、バンクーバー国際空港では大雪の影響で欠航や遅れが生じた。交通事故も相次いでいる。

 予報によると、今週はまだ雪が降る日があるという。環境省は不要な外出を避け、外出時は運転や歩行に十分注意するよう呼びかけている。

 

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