2018年11月29日 第48号
第106回グレイカップはカルガリー・スタンピーダーズが制した。11月25日アルバータ州エドモントン市コモンウェルス・スタジアムで開催されたカナディアン・フットボール・リーグ(CFL)最高峰を決定するグレイカップ決勝戦。この日は55、819人のCFLファンが詰めかけた。
対戦は、西地区優勝を果たしたスタンピーダーズと東のオタワ・レッドブラックス。2年前と同じカードとなった。スタンピーダーズは3年連続のスタンレーカップ決勝。しかし、レギュラーシーズンで圧倒的な強さを見せるスタンピーダーズは、過去2度はいずれも東のチームにグレイカップ決勝で敗れている。2年前はレッドブラックスに敗れた。
この日の試合は、常にスタンピーダーズがリードする展開となった。そして第2クオーター終盤にRBウィリアムズが達成したグレイカップ新記録92ヤードのパントリターンでのタッチダウンで、ほぼ試合を決定づけた。結果は27-16。スタンピーダーズが3年目にしてようやくグレイカップを掲げた。
最優秀選手賞はスタンピーダーズのクオーターバック(QB)ボレビー・ミッチェル選手、最優秀カナダ人選手賞はスタンピーダーズのレマー・デュラント選手が受賞した。