2018年6月28日 第26号
オンタリオ州の33歳の母親が、ひざに抱いた3歳児にハンドルを握らせて高速道路を走行していたとして、罰金を科せられた。
警察が捜査を開始したのは先月31日。SNS上に、この様子を捉えた動画がいくつか投稿されたことがきっかけだった。動画には、親子ともシートベルトなどの安全装置を装着しないまま、三歳児がハンドルを握ってかなりのスピードで走行している様子が捉えられていた。また母親自身も自身の携帯電話で、この様子を録画していた。
この動画をもとに捜査を進めていた同州デュラハム地区警察は、この母親を特定、危険運転のほかシートベルト着用義務違反、子供のチャイルドシート使用義務違反、運転中の携帯通信機器の使用、保護者としての必要な育児を怠った罪などに科した。