2018年6月21日 第25号

 中国からの留学生をターゲットにした、架空の誘拐詐欺(Virtual kidnapping)の被害が後を断たない。

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市警察によると、今回被害を受けた女性は、中国当局を名乗る人物から、同国内での資金浄化(マネーロンダリング)犯罪に関わった容疑を告げられた。さらに、捜査と裁判所の費用を支払わない限り、逮捕されると脅されたという。

 この女性は仮想通貨ビットコインの自動預け払い機で費用を払ったものの、さらに示談金の支払いと通常ではない写真の提供を要求された。

 そして、犯人はこの写真を利用して、女性が誘拐されたかのように装い中国国内にいる女性の家族から身代金を巻き上げた。

 市警察によると、同管轄下で架空誘拐詐欺の被害にあったのは、これで3人めだという。警察は留学生に対し、カナダ国内にいる中国人を、中国警察が逮捕することはできないことを理解するよう求めている。また、このような脅しにあった場合は、速やかにカナダ当局に申し出るよう呼びかけている。

 警察によると、犯人はカナダ国外から被害者に接触している模様。また、どのように被害者を選んでいるかについては不明だとしている。

 

 

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