2017年11月16日 第46号

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市のBCプレースで9日に開催された女子サッカー親善試合カナダ対アメリカの一戦は1-1の引き分けに終わった。この日は2万8017人が詰めかけ、両チームに大声援を送った。

 先制したのはアメリカ。31分にFWアレックス・モーガンが決め1-0。前半を終えた。カナダは後半に入って間もない57分。FWディーン・ローズに代わって32分から途中出場したFWアドリアナ・リオンが混戦の中で押し込みゴール。この前にはFWジェニン・ベッキーのシュートがGKに、DFレベッカ・クインのシュートがバーに当たり阻まれ、3度目のシュートでようやくゴールが決まった。

 カナダはその後も何度かゴールチャンスがあったが好セーブやポストに阻まれ、追加点を奪えなかった。

 試合後、カナダのジョン・ハーマン監督は、選手の成長に手応えを感じていた。若返りを図っている両チーム。アメリカのジル・エリス監督は、この両チームの対戦はどんな状況だろうとライバル心が現れる好ゲームとなると引き分けを評価した。

 12日にアメリカのカリフォルニア州サンノゼで行われた同カード第2戦は1‐3でアメリカが勝利した。

 

 

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