2017年8月24日 第34号

 カナダ、アメリカ、メキシコの3カ国合同開催で2026FIFAワールドカップ(W杯)を招致している合同招致委員会は15日、開催候補44都市49会場を発表した。

 2026年大会から試合数が、それまでの32チーム64試合から48チーム80試合へと大幅に増加する。

 80試合のうち、アメリカで準々決勝以上の全試合を含む60試合、カナダとメキシコで各10試合を開催。会場となるスタジアムは最低でも4万人収容が条件で、決勝戦は8万人。

 カナダでの開催候補は7都市9会場。ケベック州モントリオール市オリンピック・スタジアム(収容人数61004)、同市サプト・スタジアム(20801)、オンタリオ州オタワ市TDプレース・スタジアム(24341)、トロント市ロジャーズ・センター(53506)、同市BMOフィールド(28006)、マニトバ州レジャイナ市モザイク・スタジアム(30048)、アルバータ州エドモントン市コモンウェルス・スタジアム(56335)、カルガリー市マックマホン・スタジアム(35650)、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市BCプレース(55165)。

 カナダでは2015年に女子W杯が開催された。その時は全試合人工芝で行われた。男子の大会は、これまで一度も人口芝で行われたことはなく、2026年も天然芝での開催となるとみられている。今回カナダの候補地となった会場は、ほとんどが人工芝。しかし、この点については今回特に言及されていない。

 2026年大会には北米の他に、現在はアフリカ大陸のモロッコが立候補している。開催国は2018年6月に発表される。

 

 

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