2016年9月8日 第37号

 オンタリオ州西南の都市ロンドンの東隣の町モスリーに住む老人が、重さ7キログラムという巨大キノコを収穫した。

 直径が約50センチにもなる、マッシュルームのように白いホコリタケを見つけたのは、84歳になるドン・スミスさん。場所は、モスリーからそう遠くないウッドストックに彼が所有する100エーカーの土地。ここで8月27日、孫のケイリー・ゴーさんの犬を散歩させている時に、見つけた。

 この土地は、もともとスミスさんの両親が所有していたものなので、スミスさんにとっては子供のころから馴染みのある土地で、キノコの宝庫であることも熟知していた。

 そんなスミスさんでも、今回の「発見」には興奮せずにはおれず、孫のゴーさんに頼んでソーシャルメディアのフェイスブックに投稿することにした。すると閲覧数は瞬く間に2600を数え、数日の間に3800件あまりに達した。

 ところでスミスさん、キノコを探すことには熱中するが、食べることには全く興味がないという。今回もキノコは友人におすそ分けとしてプレゼントされたが、とにかく一回の食事で食べきれるような分量ではなかったという。

 

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