カナダポストは27日、週明けにも郵便配送サービスが停止する可能性があるため、カナダポスト利用について注意を促す声明を発表した。

 カナダポストと郵便事業者労働組合(CUPW)は昨年末から労働条件について交渉を続けているが、未だ合意には至っていない。そのため7月2日までに合意に至らなければ、労組側がストライキに入るか、カナダポストが施設封鎖をする可能性が高まっている。

 労組側はすでに賛成90パーセントで交渉決裂し必要な場合はストライキ決行で合意している。

 現在のところ、両者とも7月2日までは郵便配送停止はないと断言しているため、郵送停止は早くても7月4日以降となるが、7月1日(金)は祝日カナダデーで、2日からは週末となるため、確実に郵便配送がおこなわれるのは事実上6月末までとなる。郵送停止となれば、郵便物や小包など全てが対象となる。

 ただし、カナダポストは連邦政府からのカナダ・ペンション・プランや子供手当などの郵送は、緊急措置として引き続き行う予定としていると発表している。

 

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