ロブ・フォード元トロント市長が22日、逝去したことが分かった。46歳だった。フォード元市長は昨年9月、多形型脂肪肉腫という珍しいガンと診断され、ガンの治療のため入院、手術や化学療法を続けていた。

 2010年に市長に当選。40代前半でカナダ最大都市の市長に就任した。就任後は税制改革などに取り組み、市民から支持を得ていたが、奇怪な言動でも注目を集めた。特にクラックコカインの使用を認めたり、アルコール中毒の治療を受けたりと、任期後半は政治以外で注目された。

 しかし、病気を理由に二期目を目指す2014年の市長選出馬を断念、市議選に立候補し、当選している。市長選には兄のダグ・フォード氏が挑戦したが落選した。

 この日、突然の訃報にトロントは悲しみに包まれた。

 

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