アメリカのコンサルティング会社マーサーが23日発表した2016年「世界生活環境調査都市ランキング」で、バンクーバーがことしも5位となった。

 世界230都市を、安全性を筆頭に経済状況、医療保険制度、社会・文化環境、教育、住宅、犯罪、余暇、交通などの項目で評価。ことしも首位はオーストリアの首都ウィーンで7年連続となった。2位はスイスのチューリヒ、3位はニュージーランドのオークランド、4位はドイルのミュンヘン。カナダの都市では、15位にトロント、17位オタワ、23位モントリオール、32位カルガリーがトップ50に入った。アメリカのトップはサンフランシスコで28位。日本は東京が44位、神戸46位、横浜49位だった。

 カナダの都市の評価は、「カナダでは引き続き生活の質が非常に高く、住民にとっても、駐在者にとっても、生活でも仕事でも、安定した政治環境、肯定的な社会的利益、非常に安全な生活環境を提供している」と評価している。

 6位から10位は、ドイツのデュッセルドルフ、フランクフルト、スイスのジュネーブ、デンマークのコペンハーゲン、オーストラリアのシドニーとなっている。

 

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