ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー国際空港で1月29日、ニューヨークから到着したフィリピン航空127便(ボーイング777型機)が、搭乗ゲートに駐機する際にボーディング・ブリッジに衝突した。乗客乗員にはけがはなく、ブリッジの損傷は軽微だった。飛行機は一旦隣の搭乗ゲートまで移動して乗客を下ろしたが、それ以外の空港の業務に支障は出なかった。

 しかし機体のほうは飛行に支障がないか検査する必要が生じたため、引き続き予定されていたフィリピン・マニラまでの飛行をキャンセルせざるをえなかった。

 同空港では26日夕方にも、台湾・台北からの中華航空32便(ボーイング747型機)が着陸後、滑走路から誘導路に出る際カーブを曲がりきれず、誘導路脇の草地に突っ込み身動きが取れなくなるという事故が起こったばかりだった。この時も乗客乗員に怪我はなく、現場で飛行機を降りバスでターミナルビルに向かった。

 

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