今年で6回目となるバンクーバー・ホットチョコレート・フェスティバルが、16日から始まった。
トーマス・ハースをはじめとする、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーの有名チョコレート店やベーカリー、パティスリーのほかカフェやアイスクリーム店も参加するこのフェスティバル。今年は25店舗が参加、それぞれ趣向を凝らしたテイストを提供する。
たとえば、市中心部にあるミンク・チョコレートは、オーガニックのバターナット・スクワッシュとアーモンドミルク、ダークチョコレートをブレンドしたホットチョコレートに、燻製オイスターを添えた一品を考案している。また、ウェストバンクーバー市にあるテンパー・チョコレート・アンド・パティスリーでは、モレロチェリー・マシュマロを封じ込めたチョコレート玉を浮かべたホットチョコレートを味わえる。
なお、このフェスティバルの収益の一部は、薬物依存症や精神疾患などで支援を必要としている女性の自立を支援する活動を行っているPHSコミュニティ・サービス協会と、カフェのイースト・バン・ロースターズに寄付される。
2013年に、このような女性たちへの職業訓練と雇用機会創出のためにダウンタウン・イーストサイド地区にオープンした同カフェのコーヒーは、フェアトレードのオーガニック・コーヒー豆を使用、自店で焙煎から行っている。同店もホットチョコレート・フェスティバルに参加しており、ザ・バズ…と名づけられた特別メニューは、マダガスカル産のココアのみを使用し、蜂蜜とミツバチ花粉を加えたホットチョコレートだ。
このフェスティバルは2月14日まで開催中。