カナダ人はアメリカ人よりも言葉の使い方がポジティブで礼儀正しいことが分かったとの研究結果が発表された。ただし、ツイッターでの言葉づかいの話。
ツイッター上での言葉遣いの両国間の違いを研究したのはマックマスター大学の博士号過程言語学科の学生二人。彼らの研究によると、カナダ人は、「すごい」、「素晴らしい」、「美しい」などポジティブな単語をツイッター上で用いることが多いのに対し、アメリカ人は「地獄」、「嫌い」、「疲れた」などネガティブな単語が多いという。
彼らは昨年2月から10月の間に3百万以上のツイートを収集、分析した。英語を母国語とする2カ国のツイートの違いを比べる研究は世界でも初めてとか。イングランドとスコットランドの比較も行っているが、カナダとアメリカほどの違いはなかったようだ。
学生はこれによってアメリカ人を非難しようとかそういうつもりは全くないと話す。今回の研究結果は論文としてまとめ発表するということだ。