カナダドルは5日、ついに71セントを切り70・91米セントまで下がった。ここまで下がるのは2003年以来12年ぶり。昨年末からさらに下がり1ドル71・73米セントとなった前日をさらに下回った。対日本円でも2012年12月以来の安値となった。

 最大の要因は原油価格が下がり続けていていること。それに加え、天然資源消費大国中国で製造業を中心とした企業業績への不安から、天然資源産業を主要産業とするカナダ経済に対し、大きな影響があるとみられている。

 カナダドルは2015年だけで16パーセントも下落。これは2008年以来の悪い水準で、今年のカナダドルの動向が注目される。

 カナダ銀行は昨年2回に渡り金利を引き下げた。市場はスティーブン・ポロズ総裁が更なる金利引き下げに踏み切るのではないかとの見方も示している。

 

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