2016年9月8日 第37号

 とうとう新学期が始まりました。あっという間の夏休みが終わり、子供たちも遊びボケから抜け出して、新しい学年の勉強に向き合うことになります。語学留学生は夏休みのような長期休みがないのでそこまでの遊びボケにかかってはいないかもしれないですが、現地の学校に留学、進学している学生達は少し身体に鞭を打ってでも勉強をする態勢を作り上げていかないと当分の間、学校に行くのがつらい日々が続くと思います。特に大学に進学される方は要注意! 高校のように宿題をやっていれば、通っていれば、テストさえ受ければ単位が取れるという感じの高校とは違い、大学生になったとたん、急に友達が勉強するようになったりと、今までの学生生活とは全く違う生活が始まります。楽しみな学校生活ではあるものの、頭と身体が一緒に動いてくれないと勉強もスポーツも両立できないため、毎日疲れて勉強どころではなくなってしまいます。学校が始まった今、頭の働きを促進させる食事を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 頭の働きを良くするものは、ずばり脂肪分です。身体を含め、脳細胞は「Phospholipid」と呼ばれる脂肪分によって成形されているので、その摂取と生成を高めることによって脳細胞の働きを促進させるからです。そのため、テスト前などに「Phospholipid」を多く含む食材やサプリメントを摂取することにより、暗記力と集中力が高まるといわれています。

 この脂肪分が多く含まれているのが卵、大豆、ピーナツなどの食材です。摂取するコツは過剰摂取をしないこと。脂肪分なので、油を使った料理で摂取すると吸収力が高まるので調理方法を考えると良いでしょう。

 これらの食材は過剰摂取をすると色々と厄介なことが多いので気をつけて摂取しましょう。例えばどの食材も有名なアレルゲン(アレルギー反応をおこす要因)として知られている食材です。それに加え卵は多く摂取するとコレステロール値が上がり、大豆は大量摂取の場合、甲状腺ホルモンに影響を与えることが心配されます。ピーナツに関してはアレルギーではなくてもピーナツの収穫の際に発生するアフラトキシンといわれるカビ毒による影響なども考えなければなりませんので、常に過剰摂取に関しては気をつけるようにしましょう。

 サプリメントはあまり使いたくないという人が多いと思いますが、これからの脳の細胞のお手伝いと老化を防ぐために、毎日一粒でも良いので、この「Phospholipid」をふくんでいる「Lecithin(レシチン)」と呼ばれるサプリメントを摂取するのをオススメします。

 老いていく日々、少しのサプリメントだけで老いを食い止め、脳細胞への活性化を促進するのも大切ではないでしょうか。

 


草野明美 自然医学博士/Naturopathic Doctor

1989年にカナダオンタリオ州に父親の転勤で引越しをし、2002年にトロントにあるCanadian College of Naturopathic Medicine にて修業後、2年ほどバンクーバーの指圧学校で講師/カウンセラーとして自然治癒力の素晴らしさを教えていたが、日本でも同じことができないか一度帰国。その後日本で結婚、出産をし2013年7月に再度家族を連れてバンクーバーに戻ったあと、カルガリーMarket Mall内のNutrition Houseにてサプリメント健康アドバイザーとして勤務。現在は2児の母としてバンクーバーに在住。

 

 

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