MAPLE 2008

2008年5月22日 第21号 掲載
 

美食家に大人気
ウエスト2ndに注目!

 


地元の美食家が注目するウエスト2nd
 

 バラードストリートからウエスト2ndアベニューを東方向に半ブロック入ると、ハイセンスな店が立ち並んでいる。その中でも、特にバンクーバーの食通に人気が高いショップが3軒。チーズ屋、クッキングブック専門店、ワッフル屋とそれぞれにクオリティーの高いこの3軒が並ぶこの一角は、キツラノやグランビルアイランドに行った帰りなどにぜひ立ち寄りたい注目スポットだ。

(取材 西澤律子)

 

 

世界中の絶品チーズがそろう店
  レザミ・デュ・フロマージュ
  (les amis du FROMAGE)

 


チーズに対する愛情たっぷり。やわらかい笑顔のアリソンさん

 

 パーティーなどで美味しいチーズを食べ、どこで買ったのか尋ねてみると、異口同音にほとんど同じ答が返ってくる。それがレザミ・デュ・フロマージュ。知る人ぞ知るチーズの専門店だ。ジョージア・ストレイト紙で、「ベストチーズショップ」に、バンクーバーマガジンでも「トップフードサプライヤー」に輝くこのチーズショップは、アリスさんとアリソンさんの母娘が経営している。種類はなんと常時400〜500。スイス、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、そしてカナダと世界中からの絶品チーズを取り揃えている。

  
  人気チーズ3種。上からManchego、Cave Aged Gruyere、Bresse Bleu


 アリソンさんに特に人気の3種類のチーズを紹介してもらった。羊のミルクを使ったスペイン産のManchegoはマイルドでフルーティな香りが魅力。トップセラーを誇るスイス産のCave Aged Gruyereは、100日間かけて熟成されたもので歯ごたえも楽しめる。フランス産のBresse Bleuはブルーチーズ好きにはたまらないクリーミーな味わい。どれをとっても、「チーズってどうしてこんなに美味しいの!?」と言いたくなるほどだ。

 何グラムから売るなどの規定は特になし。少しでも遠慮なく購入しよう。「チーズは悪くなるのも早いから、たくさん買って捨てられるのは悲しいの。少しずつでいいから美味しく食べてもらいたいわ」と語るアリソンさんの柔らかな笑顔から、チーズに対する愛情が伝わってくる。そんな真摯な姿勢が、毎年20%の収益を伸ばすほどの人気につながっているのだろう。2年後にはイースト・ヘイスティングに2号店が誕生する予定だ。

 
ケーキショップのようなガラスケース。
チーズに合うクラッカーや蜂蜜なども幅広く取り揃えている

9:00amオープン。
閉店時間は月・火・水・土: 6:00pm /木・金: 6:30pm / 日: 5:00pm
住所: 1752 West 2nd Avenue, Vancouver
電話: 604-732-4218
http://www.buycheese.com/


 

料理好きにはたまらない!
  バーバラ・ジョーの料理本専門店
  (Barbara-Jo's BOOKS TO COOKS)



バンクーバーに幅広いネットワークを持つオーナーのバーバラ・ジョーさん



 世界中に本屋はたくさんあるが、クッキングブックだけを置いている本屋は、なかなかないだろう。それがここバンクーバーにある。食べるのが好き、料理するのはもっと好きという人にはたまらない店、その名もバーバラ・ジョーの料理本専門店。垢抜けた雰囲気が漂う店内には、カバーを見ているだけで楽しくなってくるような魅力的な本が勢ぞろい。レシピ本だけでなく、料理に関係するストーリーブックもあるなど、とにかく幅広い。

  
  垢抜けた雰囲気が漂う店内は、幅広く魅力的なクッキングブックがそろう

 オーナーのバーバラ・ジョーさんは、雑誌フィガロ・ジャパンで、バンクーバーの食のナビゲーターとして登場した人物。かつてはマイケル・J・フォックスのお姉さんとケータリングビジネスをやっていたこともあり、地元のフード業界では知らない人はほとんどいない。その幅広い人脈を生かして、店の奥にあるキッチンでは、バンクーバーを代表するカリスマシェフたちによるクッキングクラスが開かれている。料理のデモンストレーションを見ながら、シェフと楽しいトークを交わしつつ、料理を習い、そして食べる。料理好きにとっては、もう至福の時間以外のなにものでもないだろう。家に帰って、シェフたちが書いた料理本を片手に再現するのも楽しそうだ。

 
人気のクッキングクラスはウエブサイトからも予約できる

月〜土: 9:30am〜6:00pm (日曜休)
住所: 1740 West 2nd Avenue, Vancouver
電話: 604-688-6755
http://www.bookstocooks.com/





一度食べた人を必ずトリコにするワッフル
  ペストリー・ルボー
  (Patisserie Lebeau)



1個食べたらもう1個。やみつきになるおいしさ


 外はかりっと香ばしく、中はふんわり、そして甘すぎない。後味もよく、ひとつ食べたら、「もうひとつ!」と言いたくなる美味しさだ。“一度食べた人を必ずトリコにする”と言っても過言ではないこのペストリー・ルボーのワッフルはたくさんのファンを持つ。

  
   店内はいつもお客さんでいっぱい

 フレッシュミルクはバンクーバーアイランドのファームから、小麦粉はオーガニック、砂糖はワッフルの本場ベルギーから取り寄せるなど、ナチュラルで質のいいものを提供したいという、ペニーさん・オリビエさんオーナー夫婦のこだわりが、しっかりと味に反映している。

美味しさプラス、からだにいいものを求めるナチュラル志向の人々が集まり、ランチタイムともなれば、12席ほどの店内はあっという間に満席だ。遅い時間に行くと、売り切れになってしまうことも。なかなか店まで行けないという人には、ケイパーズやチョイシズといったオーガニックのスーパーマーケットの冷凍コーナーにもある。また、この店はサンドイッチも美味しい。これからの季節、テイクアウトして、どこかでゆっくり食べるのもいい。

  
  冷凍のワッフルはチョイシズなどでも買える。1箱5.49〜6.99ドル

火〜土 7:30am〜4:00pm (日・月:休)
住所: 1728 West 2nd Avenue, Vancouver
電話:604-731-3528
http://www.grababetterwaffle.com/